ヘアラインステンレスのサビ取り

ヘアラインステンレスのサビ取り施工

本日は、ヘアラインステンレスのサビ取りの施工事例についてご紹介しようと思います。
突然ですが!
皆さん、そもそもヘアラインステンレスと聞いて想像できますでしょうか?

用語の意味からどのようなものか分かるので簡単に説明します。
ステンレスは皆さんよくご存じかと思いますが、英語で”Stainless Steel”つまりは日本語訳すると”錆びない鋼”ということになります。

では、ヘアラインという言葉はどうでしょう?
普段から金属などを取り扱っている方やクルマ好きの詳しい方はご存じかと思いますが、一般の方からすれば日常であまり聞かない言葉かもしれませんね。
ヘアラインとは、単一方向への研磨により生成された髪の毛ほど細く長い筋目のことで、ヘアライン加工とは表面にヘアラインをつける仕上げ方法のことを指します。

つまり、ヘアラインステンレスとはステンレスにヘアライン加工を施したものということになります。

サビにくいステンレスが錆びてしまったという時は、適切な処置を行うことでヘアライン加工の風合いを傷つけずきれいにすることが可能です。

before

錆がまばらに付着していて、ヘアライン加工による本来の風合いが失われてしまっているのがよくわかるかと思います。
このサビの原因は、近くで行われていた工事などにより発生した鉄成分が、ステンレスに付着し、その鉄成分が錆びたことによるいわゆる“もらいサビ“に当たります。

これを錆の除去クリーナーを用いて付着した錆を除去した後、ステンレスを保護する目的で防汚コートによるコーティングを行い施工しました。

after

ご覧のように錆がきれいに除去されて、ヘアラインステンレス本来の美しい風合いが戻りました!

ステンレスは錆びにくい素材ですが、外的な要因により錆びてしまうことも十分にあります。
特にヘアライン加工は一方向に傷をあえてつけて風合いを出す加工法ですが、反対にほかの方向に傷が入ってしまうと目立ってしまうという特徴も持ち合わせています。
だからこそ適切に施工をする必要があります。

弊社では、ステンレスだけでなく様々な素材に対して適切に施工できる長年の技術と経験がありますので、ぜひ同じようなことでお悩みの方はお問い合わせください。
お見積もりは無料にて行っております。

長らくのお付き合いありがとうございました!